お待たせしております、2024年 限定縁起干支【辰】が完成しました。
タイトルは「昇龍」です。
ひと呼吸し、また天へ向かうため目指す方向をじっと見据える。
”さあ、飛び立とうかー”
パワーを貯めて、今ここから飛び立とうとする姿です。
「竜の形に九似あり。角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼で、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似る。」あらゆる動物の祖であり、想像上の神のような存在です。権力や富の力を象徴し、雨を司り水を操ると信じられている龍は、成功や繁栄をもたらすと考えられています。
手には宝珠。
「如意宝珠」と呼ばれるこの玉は、どんな願いも全て叶う神秘の宝。
「如意宝珠」と呼ばれるこの玉は、どんな願いも全て叶う神秘の宝。
越前竹人形の昇龍は、鈴を持ちます。鈴の音は、魔除けの力があり悪いモノを祓ってくれる。そして、神様はこの清らかな鈴の音がとても好き。鈴を鳴らせば喜んだ神様が、自分のところに来て下さるとか。
材料は全て、国産の真竹(マダケ)で製作しております。
今年は、材料の竹を吟味するのに苦労しました。龍の胴体を表現するため、まず直径が大きい竹筒だけを選定します。その竹を全て切断してみて厚みがある竹=竹屋では”肉厚がある”と言いますが、肉厚ある竹のみを厳選し、そこからさらに表面にシワ傷の無い美しい竹のみを選びます。内部は切ってみなければ分からないので、ひたすら吟味と厳選が続きました。
ツノとヒゲは、枝の部分を使用し、ヒゲは枝を熱で曲げました。
顎ヒゲは、刃物でチョンチョンチョンとリズミカルに刻んでおります。
顎ヒゲは、刃物でチョンチョンチョンとリズミカルに刻んでおります。
お手元に届いた時にこれら細部も見て楽しんでいただければ、とても嬉しく思います。
龍と飾り敷台は、固定しておりません。
尾と、地についている手でバランスを取っています。
自立しますので、お好きな角度で飾ってみてください。
新しい年が、皆様にとって幸福と成功となる素晴らしい一年でありますように。
「昇龍」が活力や富、幸福を呼び込むことを心より願います。
※ご予約の受付は、2023/12/17 で締め切りとします。
※限定品のためお問い合わせフォームより、ご希望数をご連絡くださいませ。
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