今日は、2025年の干支置物「巳」大サイズ製作中という事を
お伝えしたくて投稿します。
当店は、昭和63年から竹で干支(人形)を作り続けている実績があります。
年末に製作する限定干支置物は、
・同じデザインを再度作ったり使いまわすことは致しません。
・同じデザインを再度作ったり使いまわすことは致しません。
・過去のデザインを少々アレンジして、それっぽくしてお出しするようなことはしません。
と、こだわりを貫いてきました。
(あ、そうなんだ~程度でもいいので覚えて下さると嬉しいです。)
で、製作し続け今年で「巳」を作るのも5回目、
デザインをどうしようか?
竹を輪切りにして、輪っかを3個4個と積み重ねたり、
竹を斜めに切って細長くしてみたりと、
過去に散々作ってきたものは、やりたくない、、、
竹を斜めに切って細長くしてみたりと、
過去に散々作ってきたものは、やりたくない、、、
2025年は竹筒の円柱フォルムを使おう。
天然素材の竹皮を味わって頂く滑らかな干支を作ってみたい、と思うのです。
現在、試作品を作りまくる日々。
昨年の辰はパーツを付けていく工程でしたが、
蛇は一筆書きの線のような形で、手足もないからラインが全て。
ベルトサンダーという機械で、形状を描き出します。
ベルトサンダー作業がほとんどであるのは、蛇だけだな~と思いつつ
削ってラインを出すのが命、蛇になれとばかりに切る削る削る。。。
幅を太くすると、ツチノコに見えてお蔵入り、
ちょっと違う視点で見ると、手桶になったり、
蛇の顔を大きくすると男性のアレっぽいとなりましてお蔵入り(苦笑
悩みますが、完成した時はやり遂げた感があって楽しいです。
竹の性質上、繊維は縦方向に走ってます。
天に向かって伸びるから、なので縦に切る・割るは、簡単です。
縦は、流しそうめんの台のように割ると言えば伝わりますか。
横に切断するのは竹繊維に逆らう為、竹が抵抗するので硬いし時間もかかります。
ちなみに、梅雨~夏頃から干支製作を開始した経験があるのですが、
湿度にやられて、カビが発生し、商品にはなりませんでした。
空気中の湿度に敏感である事も竹の性質です。
そんな性質があるので、やりたいデザインがあっても竹筒が
どこまで許容するのか模索します。あと、
新春飾りが、気づいたら真っ二つに割れてるとか縁起が悪すぎますから
そこも重要。納得した作品が完成し、販売できるようになりましたらご報告いたします。11月中旬の予定ですが。
2024年【巳】の大サイズ、価格は¥4,950円(税込)です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。